南木曽町(なぎそまち)は長野県の南西部、木曽谷の南端に位置します。面積の94%が森林で占められており、そのうち7割が国有林です。町の中央を流れる木曽川とその支流をはさむ段丘に、与川、北部、三留野、妻籠、蘭、広瀬、田立の7集落が広がり、約5,000人が生活をしています。
"木曽路はすべて山の中である"という藤村文学の名作「夜明け前」の冒頭を具現する中山道。 南木曽町の道は、古き調べをそのまま伝えてくれる貴重な語り部として、私たちの手で受け継ぎ次代の人達へ残すべく、これからの私たちの未来を築くための財産でもあります。 南木曽町には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「妻籠宿」や重要文化財に指定されている「桃介橋」、国指定史跡の歴史の道「中山道」をはじめ、数多くの歴史的文化遺産があります。 また、田立歌舞伎などの無形文化財についても、保存団体により後世に受け継ぐ努力が続けられています。 このような「日本の原風景」が南木曽町にあります。
明治7年、与川(よがわ)村、三留野(みどの)村、柿其(かきぞれ)村が合併し、読書(よみかき)村が発足。同年、妻籠(つまご)村と蘭(あららぎ)村が合併し、吾妻(あづま)村が誕生しました。田立(ただち)村は山口村との合併分離を経て明治30年に田立村となりました。昭和36年1月、以上の3ヶ村の合併により南木曽町が発足し、今日に至っています。